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憐

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春の雪
観ました。ネタバレ含みますので、OKな方は追記へどうぞ。



ミッチーの軍服がかっこ良かった!!
この映画を観に行った目的は8割から9割ぐらいがミッチー目当てだったのでね。配役自体はおいしかったのですが、出番の少なさが悲しかったです。妻夫木君とか正直どうでもえぇねん。

映画を観るにあたって、今まで三島由紀夫の小説を読んだ事が無かったので本屋で購入し読んでみたのですが。何べん本を壁に叩きつけてやりたくなった事か…自分には三島由紀夫は合わないのかもしれません。それとも、この豊穣の海四部作だけがこーゆー作風なのか?ここはやはり「仮面の告白」とか「潮騒」とかから三島由紀夫に入れば良かったのか?
この1冊の中で何回「美しい」という言葉が出てくるか…。主人公が美少年て言いたいのは分かった!分かったからちょっと黙れ
言葉に言葉を重ねて飾って表現が為されます。主人公の美しさだけでなく、全てにおいて。そうされる毎にどんどん主人公が「虚」の中に存在するという印象の方が強くなってしまうのです。いかに「虚」の世界を「実」のように見せるのかが小説家の腕どころの1つなのではと思うのですが、こうにも「虚」をつきつけられては、清顕(主人公)にも聡子にも感情移入出来ないよ。
まぁ主人公のアホさっぷりも感情移入出来なかった原因ではあるのですが。自分が聡子を愛していると気付くのに本1冊の半分ぐらいかかってます。遅いねん!今まで散々聡子に冷たくあたっておきながら、聡子の縁組(しかもお相手は宮家の殿下←コレがミッチーの役どころ)が決まってから「今こそ僕は聡子に恋をしている」なんてどのツラ下げて言いますかお前は!
聡子は昔から清顕が好きだったようですが、子供に向かって「子供よ!子供よ!清様は。何1つお分かりにならない。何1つ分かろうとなさらない…(台詞は続きます)」って言ったって無駄だろうよ。聡子の方が2つ年上なのですが、子供に合わせてやった方が良かったんじゃねぇの?だって子供じゃん。清顕の聡子に対する冷たいあたり方はどう見ても好きな子にワザと冷たくしたり意地悪して気を引こうとする子供の所業にしか見えないんだもん。結局、聡子もアホなんだよなぁ。

小説の内容はこれぐらいにしておいて、映画の方を。
清顕(妻夫木聡)にも聡子(竹内結子)にも感情移入出来ないので、衣装だとか舞台装置の方にばかり気が向いてました。清顕の家はかなり広い庭があるお屋敷なのです。池にボート浮かべられるし中之島があるし滝まであるし橋もかかってるし。こんな条件を満たすような庭園がどこにあるのだろうと思っていたのですが、あるんですね。行ってみたいな散策してみたいです。多分、庭のシーンは庭園のみで撮影したんだろうけど。清顕の家は母屋は日本家屋なのですが洋館が庭に建てられていて清顕と両親はそこで生活しているようで、家具と調度品が微妙な感じに折衷されていて(妙な仏像のようなモノが置いてあった)おかしかったです。この頃から日本人の洋の東西を問わない取り入れっぷりはあったのですねぇ。でも、猫脚の家具にはやはり憧れます。清顕の部屋は洋風なのでパジャマを着てベッドで眠るのですが、そのパジャマが赤いシルクでストライプが入ってるデザインで…ちょっと笑ってしまいました。何かおかしいんだよなー。
皆で演劇鑑賞に行った時の劇場も、時代設定が大正時代なので大正浪漫漂うような造りになっていて素晴らしかったです。セットなのかなぁ。あんな所で演劇か映画鑑賞がしてみたいモノです。あ、そんな所に合う服が無いや。
聡子の部屋も洋風で天蓋付きのベッドにネグリジェ(?)が合っていました。1歩出ると日本家屋なんだけど。聡子の登場シーンで着ていた水色の振袖が綺麗でした。演劇鑑賞の時に着ていた白いドレスも綺麗でしたが、花がいっぱい飾ってある帽子が気になって気になって。

小説と映画は別物だとは思うのですが、ネタバレを冒頭に持ってくるなよ…と開始早々に思ってしまいました。蓼科(聡子付きのばあや?)が何で清顕に脅されながらでも2人の逢瀬に恋に手を貸したのかが始めからバレバレじゃないか。ネタバレは計画的に
その問題の2人の逢瀬というか…ラブシーンなのですが。「コレ何て日活ロマンポルノー?コレ何てVシネー?」とか思ってしまいました。どっちも観た事ないんだけどね!そんなには濃くないとは思うのですが、ちょっと情事のシーン多くないか?てか、妻夫木君の裸サスペンダー(上半身裸でサスペンダーとズボンは着けている)は何かのサービスですか?そんなんいらんからミッチーの出番増やしてくれよ!!もうツッコミ所満載で。一緒に観に行ったうづ嬢に言いたくて言いたくて仕方なかったのですが、他の観客もいたので我慢しましたよ。でも、終わった瞬間に「裸サスペンダーは無いよなぁ」ってツッコんじゃいました。

小説でも映画でも本多(清顕の友人)が何てイイ奴なのか!最後の最後まで素晴らしくイイ奴です。あんな軟弱で繊細で気難しくて不遜な態度の清顕の友達やれる時点でイイ奴です。本多は清顕と聡子の逢瀬にも協力してくれますし、最後の病気をおして聡子に逢いに奈良まで行った清顕の為に後から駆け付けて来て、門跡(聡子が出家した先の寺の尼さん)に清顕に聡子と逢わせてやってくれと訴えてくれるし。
でも2人は遂に逢う事は適わず(聡子が今生では2度と逢わないと固く決めたので何度清顕が訪ねて来ても逢おうとしなかった)、清顕は死んでしまうのですが。で、この物語は第2作目へと続くのです。映画の方も続きそうな終わり方だったなー。2作目が出来ても観に行くかは微妙ですけどね。
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2005.11.23(Wed)  映画COMMENT(0)TRACKBACK(0)TOP
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